子どもの病気は症状の訴えがなかったり、わかりにくかったりという特徴があります。また、発症や進行が急であることが多く、病気の種類も多数存在します。乳幼児期は感染症にかかりながら免疫を得ていくため、一生で最も感染症にかかることが多い時期といえます。

アレルギー科は花粉症や気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどに代表されるアレルギー疾患を専門的にみます。

生まれてから毎日お子様の成長を見守っていらしたご両親にとって、どのくらい身長や体重が増えたか、月齢にあった成長をしているのか、また日常で不安なことがたくさんおありかと思います。もし気になることがあればぜひお話ください。

後遺症が残ったりする感染症はたくさんあります。予防接種は子どもを重い病気や後遺症から守ってくれます。一般外来と予約外来で接種できます。

中学生や高校生の時期は、立ち眩みやめまい、朝起き不良などの起立性調節障害や腹痛と下痢や便秘の症状を繰り返す過敏性腸症候群が多くみられます。また、片頭痛の症状は雨が降る前など気圧の変動やストレスが影響して強い拍動性の頭痛がみられます。いじめ問題や不登校、思春期の心の葛藤に伴う症状もみられます。小児心身症外来では、カウンセリングが可能な小学生以上のお子さまを対象としています。